本園では2年前から避難訓練の見直しを行い、係を筆頭に職員の意識が高まりつつある。6月に発生した台風の大雨で園舎裏が土砂崩れになり、その様子を見た子どもたちが「あぶないね。」「ママだいじょうぶかな?」と言ったことで今まで火事や地震の避難訓練ばかりであったが水害の訓練の必要性を感じ、様々な災害を想定した訓練に取り組んでいる。
毎月の避難訓練後の子どもたちとの振り返りの中で、子どもたちから「高い所に物を置いていたら落ちてきて危ないよね。」「お散歩に行っている時はどうしたらいいのかなぁ?」などの声があがってくるようになった。そこで子どもたちが防災について楽しんで学べるよう、「防災ってなぁに?」(防災教室)という取り組みを始めた。ダンスやクイズ等を使うことで小さい子どもたちも一緒に学んでいる。子どもたちが家で保護者に伝えることによって、保護者からも訓練について関心の声が上がっている。子どもたちと共に防災について考え、楽しみながら学べる環境を作っている状況を伝えたい。
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