本園における保育士の人員不足・業務過多・情報共有・休憩時間の確保の問題に試行錯誤しながら取り組んだ。早朝や夕方の合同保育の中で、保護者への申し伝えは重要である。他のクラスの情報も知っていないといけない為、日々の保育の中で起こった出来事(怪我や体調面等)を共有する事が必須となる。その情報を迅速に共有する為に本園では朝礼や昼礼を行ってきた。だが、毎日の会議で情報共有はできたものの、保育士の休憩時間の確保や他の仕事が進まない等、新たな問題が現れる。その中で迅速に情報を共有できるツールとしてLINEの使用を試みる。各クラスの日々の保育、その他の業務もあり、子どもの午睡中と言っても保育士の仕事は多い。その中でLINEによる情報共有は迅速で正確に伝わり再確認もできる等、メリットが多い。数週間使用し、保育士へのアンケートを実施。様々な見方からデメリットも浮き彫りになる。一つ一つの問題点を改善してきた結果を報告する。
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