自分でしたい!が叶う環境づくり ―1歳児の給食コーナー―

溝口由里菜・濱口沙夜香(あすかの保育園)

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アブストラクト

1歳児の子どもたちは自我が芽生え、自己主張が増え、なんでも自分でしてみたくなる。保育園での給食時には、「保育士がエプロンをつける⇒食事をする⇒おしぼりで口を拭く⇒新しい服に着替える」という流れがある。4月当初は保育士が援助を行うことが多かったが、少しずつ保育士の姿を真似してエプロンやおしぼりを自分で取ろうとする姿が顕著になってきた。 そこで、エプロンやおしぼり入れに個人マークをつけることや、ウォールポケットを使って子どもの目線に合わせて設置するなど、子どもたちが自分たちで用意しやすいように環境を工夫した。 その結果、子どもたちにとっての導線がよくなり、自分でできることが増えた。また、子どもが保育士の援助を待つ時間が無くなり、保育士にも余裕ができ一人ひとりとゆったりとかかわることに繋がった。

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