夜間の避難訓練を見直そう ー安全に子どもたちの命を守るためには

小松明美・山本恵海(いこま乳児院)


ポスターデータ

03-いこま乳児院ポスターs.pdf

解説動画

https://youtu.be/bEgpot768iI

アブストラクト

いこま乳児院では、夜間想定での避難訓練が年3回しか実施できておらず、その訓練の反省も活かしきれていなかった。そのため、職員2名の夜間勤務において、火災時に子どもたちを安全に避難させられるか不安が大きかった。また、訓練設定が不十分であり、事前に訓練内容をシミュレーションしてしまうなど、課題が多々見られた。

夜間勤務で子どもの命を守るためには、職員一人ひとりが避難時の動きを理解し、自ら適切に判断してより迅速に行動することが大切である。

そこで、避難時における職員の疑問や曖昧になっている部分をアンケート調査で可視化した。そして、消防署へ相談に行き、そこで得た専門知識をもとに、避難訓練の方法や手順を見直した。さらに、より実践的な対応力を身に付けることができるよう、ブラインド型訓練を取り入れた。

今後は、避難訓練後の振り返りの仕方やマニュアルの改善に力を入れ、職員の更なる防災意識の向上に繋げていきたい。

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