パートナーの会の取り組みと今後の課題

村上雛子（奈良県発達障害者支援センターでぃあー）

でぃあーでは、月に1回パートナーの会を開催している。主に発達障害（自閉スペクトラム症・注意欠如多動症等）の特性を持つパートナー（妻・恋人等）が参加対象の集まりである。

家庭生活や子育てを一緒にする中で、相手に対して何らかの違和感を持ち、それが周りにも理解されないことで孤立感を持つ方が多く、実際にパートナーの相談は年々増加傾向にある。

毎月奈良市で開催しているが、今年度は南部でも開催してほしいとの依頼があり、10月には宇陀市で開催。満足度が高く、継続してほしいとの希望があったため、1月にも実施を予定している。

パートナーの会をスタートして今年で5年目となるため、さらにより良い会にするために、参加者へアンケートを実施し、その結果をもとに今後の課題を検討した。