排泄ケアの実現 ~ご利用者の想いに寄り添う支援~

斉藤友美・清見富美栄(特別養護老人ホーム延寿)


ポスターデータ

13_延寿ポスターデータs.pdf

解説動画

https://youtu.be/_7cxL3kzjjk

アブストラクト

対象者I様は、長年にわたりリウマチと膝の関節症による痛みがあり、排泄介助が困難となっていました。入所後、統一されていない排泄介助、体重増加による介護負担、トイレ環境の不適合、トイレでの排泄問題が山積みとなっていたのです。そこで、本人が望んでいる「お手洗いに行きたい」との思いを叶える為、介助の方法について多職種と連携し、手動式介護リフトなどの機器を活用し、個別化されたケアを考えました。結果、本人が強く願っていたトイレでの排泄実現と、同時に職員の負担軽減の方法に行きつき順調でした。

しかし、令和5年9月にベッドからの転落事故により両足骨折が発生し、介護方法の見直しが急務となりました。今後も本人の望む生活に少しでも近づけるように多職種と連携していきます。これまでの取り組みをポスターにてご覧ください。

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