乳幼児は自分で「痛い」「変だ」と伝えられないことも多く、養育者は対応の仕方に迷いや不安を感じやすい。しかし、日常的によく起こる擦り傷や打撲、また、骨折などの応急処置について、院内で勉強会を行う機会はなかった。 そこで今回は、迷わず動ける応急処置力を育てるため、少人数制での勉強会を行った。まずは、怪我の何をみるべきかを全員で揃えるところから始め、迷ったときにこれを見れば動けるという道しるべ(応急処置対応チェックリスト)を作ることで、各自の判断のぶれが減った。座学だけではなく、実際にシミュレーションをしたことで、初期対応が自分事となり、戸惑いが大きく減った。 「冷静に対処できるかどうかは、知識の有無にかかっている。」 そして知識が定着し、自信をもって行動に移すことが出来るためには、平常時から何度も体験し、経験を重ねる事が重要であるということを学んだ。
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