発達障害者支援センターは県から委託を受けて発達障害に関わる様々な支援をしています。当事者やご家族への個人単位の支援だけでなく、より広い視点で地域全体への支援も役割になっています。でぃあーでは地域を支援する方法として「Q-SACCS(発達障害の地域支援システムの簡易構造評価」を活用した取り組みを始めました。Q-SACCSとは市町村ごとの社会資源や支援の流れをシートにまとめ、特徴や課題を見える化できるツールです。でぃあー職員がコーディネートしながら、行政職員や障害支援に関わる支援者・保護者の方がシートを作成し、発見した特徴や課題から取り組めるアイデアを考えています。また、子ども家庭庁の協力を得て市町村職員を対象にQ-SACCSの研修を行いました。既に取り組んでいる市町村の発表も行い、より多くの地域に広げていきたいと考えています。実際の取り組みについては、ポスターと解説動画をご覧ください。
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