「これから先も地域に選ばれ続けられるデイセンターを目指して」

中村宗司


ポスターデータ

01梅寿荘デイセンター.pdf

解説動画

https://youtu.be/a37InqQfuK8

https://youtu.be/a37InqQfuK8

アブストラクト

梅寿荘デイセンターでは、これから先も地域に選ばれ続けられる施設であるために、サービス提供の在り方を改めて見直しました。従来は入浴の順番を待つ時間が長く、利用者は席で待機することが多くなり、限られた職員数では一人ひとりに十分な関わりを持つことが難しいという課題がありました。そこで「少人数の職員体制でも、利用者全体に何らかのサービスを提供できる仕組み」をテーマに検討を進め、その中で以前から好評であった脳トレグッズ『数字ならべ』に着目しました。 『数字ならべ』は、1~100までの数字が碁盤目状にランダムに配置され、同じ数字のキャップを指定のマスに置いていくだけのシンプルな脳トレグッズです。視認性の良さやルールの分かりやすさから、多くの利用者が無理なく取り組めるという特徴があります。そこでこの特性を活かし、同様に「誰でも簡単に参加できる」脳トレグッズを複数作成し、フロアに常時配置しました。 その結果、利用者が自発的に取り組める活動が増えて、これまで待ち時間だった時間が「主体的な活動の場」へと変化しました。自然に利用者同士の会話が生まれ、協力しあう姿も見られるようになり、フロア全体が活気づくという効果が得られました。また、職員は必要な場面に、より集中的に関わることができ、サービスの質向上にもつながっています。 本ポスターでは、作成した脳トレグッズの具体例、運用の工夫、環境設定による変化の様子を紹介するとともに、取り組みから見えてきた課題や今後の改善の方向性について考察しています。

目次へ

研究発表会特設ページへ