子どもへのSNSの取り組み(自分の身を守るために)

井川楓莉・伊藤大芽(愛染寮)


ポスターデータ

解説動画

アブストラクト

愛染寮では平成28年、入所している高校生からスマートフォンを持ちたいという声があり、児童と職員で話し合いを重ねてきた。当時からSNSトラブルが問題視されていた為、自分の身を守るべくSNS研修を行い、危険性を理解した上で、スマートフォンを持つようになった。近年、小中学校からタブレットを支給されたり、愛染寮内でも小学4年生以上がパソコンを使用したり、SNSに触れる機会が増えている。その為、年齢に合った内容でSNS研修プログラムを作成し、取り組んでいる。 子ども達がSNS研修の内容を理解しているかを測るため、小学4年以上の児童を対象にアンケートを取り、職員には児童のSNS研修後のSNSに対する意識の変化についてアンケートを取った。 児童からは、ネットの危険性を知るいい機会になったという声とSNSについての正しい知識を職員にも知ってほしいという声が上がった。そして全員、身を守ることに繋がったと答えた。 職員からは、SNS研修の内容は事例を出しており危険性が伝わりやすいという声がある反面、子どもの発達特性を考え、視覚的に分かりやすく伝えた方がいいという意見も出た。 SNS研修を実施してきた過程と、これからの課題はポスターをご覧ください。

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